スイートルームの眠り姫◆セレブ的 贅沢恋愛
ケイパート
またまたケイが主演のプロモーションムービー撮影です。

朝、渋谷誠二と話しているとケイがやってきました。
（渋谷誠二もお仕事絡んでいます）
「おはよう、ケイ」

なんで照れてんの！
この前からケイの様子がおかしいのです。
かわいいね〜（＾∀＾）

でも撮影前だから話してちゃ気が散ると思い、
これまた普段は言わないような、健気発言をした私。
「邪魔しちゃ悪いから行くね！」
するとケイは、やっぱり優しいのでした。

こんな絵に書いたようなツンデレ王子が現実世界にいるでしょうか！
いるのなら教えて下さい！！

今日分の撮影も終わり、ケイと話していると、
なぜか誘われちゃいました。
「えっと・・・」

しかしその時！一台の車が近くに止まり、
中から出てきたのは大財閥の御曹司で俺様男の「秋月亮」。
「おい、行くぞ。」と無理矢理連れて行かれそうになる。
どうやら後継者をがっつり狙っている秋月亮は、無理やり結婚を決める気らしい。
「ちょっと待てよ亮！」
秋月亮と渋谷誠二が私を取りあっている。

「・・・それも良いかも」
なんてゲスな考えが頭をよぎりましたが、なんとケイが手を引っ張って一緒に逃げてくれたのです！
あぁ、ケイごめん！私間違ってた！私にはケイだけだよ///←

二人はラッシュアワーの満員電車に乗り込みました。
「別に心配なんてしてない」とケイはいつも通りのツンデレですが、
なにやらちょっと不機嫌な様子。
まさか・・・あの二人に取り合いをされた事を密かに喜んでたのが読まれたッ？！
と思いましたがそうではなく、

誠二の事を話したら、なんだかヤキモチを妬いたみたい。
現実世界だったら「いちいちそんな事で機嫌悪くなんなや」って思うけど
ケイならアリです！アリ！！

そんな満員電車で押されてケイとはぐれそうになった
その時・・・

わー！！！

これはいわゆる壁ドンってやつなのですか？！
ケイとの距離は約２cm！すぐそこにケイの顔が///
ちょ・・・緊張して目合わせられまへん！（想像力をフル回転）


続く。

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